【日記】「分かりますか?」ほどヘタクソな教え方はないと思う。

人間関係で最も重要なのは尊敬と尊重である

みなさんは誰かに説明をするとき、相手が理解しているかどうか不安になりますか?
一通り説明をした後に「分かりますか?」と聞くのはヘタクソだな~と感じます。そう聞くのは、相手が分かっていないような顔をしているので聞きたくなるのでしょうか。

しかし、人によって理解するまでにかかる速さは違います。

せっかく考えて、理解しようとしているのに、「分かりますか?」と思考を止めさせては意味がない。むしろ、理解をしてもらうのにそれだけ時間をかけさせている説明側の力不足も責めたほうがいいと個人的には思います。

そこに気付けない人にありがちなのが「正当性という名の銃」を振り回すことです。「正当性」とはその人の力ではない。しかし、自分の力といわんばかりに相手に銃を突きつけるのです。

説明をする場合の「目的」とはなんでしょうか。「伝える・理解してもらう」が目的であって、「正当性」を見せ付けることではないはずです。

 

「理解する」には環境も大切

例えば、自分が一番理解をするのに適したシチュエーションを想像してみてください。銃を突きつけられているような場面が思い浮かびましたか?もしそうなら、すぐに病院で診てもらうことをオススメします。

普通であれば、「一人でリラックスしながら」とか「音楽を聴きながら」とか「甘いデザート食べながら」など、精神的に安定しているときが一番理解できる状態です。強い口調だったり、相手の意見を無視・言わせないような教え方は、「正当性」に自信があるからこその行動だと思いますが、本来の目的である「伝える・理解してもらう」からは遠ざかっています。

また、相手に憎しみがうまれるケースも考えられるので、その場合さらに面倒になります。「その場だけ」の解決に相手は注力し、「次回から」に対してはこちらの意見を受け入れる気にはなかなかなれないものです。そうなると、また同じことを説明し続けることになり、その過程で尊敬の心も少しずつ薄れ、最終的にはお互いが「嫌い」という、心を閉ざすステージまで落ちてしまいます。説明する側は「義務的な説明」となり、受ける側は「ハラスメント」と感じてしまいます。

 

「線引き」をすることは無意味

また、上のケースが当てはまる人の特徴として「○○と○○を分ける」が挙げられます。「仕事とプライベート」、「総合職と一般職」や「男性とは女性とは」など、明確な線引きがあるものから、そうでないものまでとにかく分けたがる人がいます。

しかし、物事を分けて考えても「目的」は達成されません。仕事とプライベートを分けると言っても、何をどう分けるのでしょうか?プライベートで嫌なことがあっても、仕事上では本当に他人に優しく、思いやりの心を持って接することができていますか?おそらくほとんどの人がコントロールをできていないでしょう。

むしろ、それが自然なこと。

イヤなことがあったら、それはそれでいいはずなのに、ヘタに「仕事」の仮面をかぶると、周囲からは「なんか今日あの人機嫌悪くない?」や「何があったかわからないけどさ、ほんと迷惑だよね。」と気を使わせるだけで、迷惑をかけています。

結局は、この場合の「目的」は「自分に関わって欲しくない」という自己中心的なものに変わり、結果周囲に気を使わせているのです。

 

相手の「幸せ」を考えてみる

さらに、もっと恐ろしい潜在意識が隠されています。

物事を分ける人の本質は「どちらが正義で、どちらが悪か」までも仕分けしている場合があります。

冒頭でも「正当性」という言葉を挙げましたが、正当性という正義で何事も分ける人は、一番大切にしなければいけない「尊敬と尊重」を忘れているのです。ここでいう「尊敬」とは、相手が何のために生きているかを理解し、学び、そして尊重してあげることを「尊敬」と指します。

会社に勤めていれば皆が出世を望み、ヒエラルキーの世界の中で優位な位置に居たいと願うものなのでしょうか?もちろん経営者はそういった人物を好み、地位を与えるでしょう。けれど、それが万人の幸せではないことは揺るがない事実です。人それぞれに考えがあり、目標があり、幸せがあります。

人に何かを伝える立場にいる方は、できる限り広くて大きな定規で相手を測り、説明してあげてください。間違っても「会社」という小さなもので相手を見ないであげてください。「尊敬するということは謙虚でいること」感情を抑えることが謙虚ではありません。

もし、あなたが「周囲が全然変わってくれない」や「部下に同じことを何度も指導している」と感じている場合は、一度自分の中の優先順位を見つめ直してみるのも良いのかもしれません。

1.仕事 2.人間関係

この順番の人はおそらく先ほどの悩みが尽きない人でしょう。どこに向かって突っ走っても、必ず「人間関係」にぶち当たります。それが人間の生きる上での最大の試練であり、喜びです。仕事も人間が生きるためには必要ですが、人間関係はもっと必要なのです。

一旦、整理してみましょう。

・正当性に頼ることなく、相手を見て、相手に合わせて説明をすること。
・相手に合わせるためには、尊敬の心をもって接することが大切。
・尊敬の心を持つには、謙虚でいなければいけない。

ソンケイ、ソンケイっていうけど、何をどうすれば人を尊敬できるのか。

 

私生活の充実=自分への尊敬

「仕事とプライベートを分ける人」について少し話しましたが、本来分けられないものなのに、別々のものだと思い込む。そうすると、仕事は一生懸命がんばって、プライベートでは休息に努めるようになります。

もちろん、休息は大切です。でも、休息って一日中ベッドで寝ていることをさすのではありません。家族や仲間との時間を大切にし、時には趣味に時間やお金を使ったり、プライベートこそ一生懸命に楽しむべきなのです。

そうすることで、「自分を尊敬する」ことにつながります。

人間は何のために生きているか。それは「自分を生かすために生きている」が本質で、要するに「自分のため」に生きているのです。その自分のために生きていく上で、様々な対人関係からくる悩みを乗り越えるために「相手への尊敬」を意識するのです。

すなわち、プライベートで自分の人生への充足感をもてなければ、仕事上でも充足感はもてません。

話が長くなりましたが、あなたが部下をもつ上司という立場であれば、「あなたのようになりたい」と公私共に思ってもらえるような人間になりましょう。

完璧な人間はいません。

だからこそ、完璧を目指す過程に人は感動し、共感を覚えるものです。あなたらしく、あなたが人生を楽しむことで、周囲を幸せにしてあげてください。

人生はとても幸せで楽しいものに変わります。

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