こんにちは、ジョージです。
僕の妻は軽度の難聴です。
付き合ったころから難聴ということは知っていましたが、結婚して一緒に生活をするようになってから、
「難聴って結構生活に影響あるかも?」
と思い始め、妻にそのことを伝えました。
食事の時は、ダイニングテーブルに隣り合わせで座るのですが、会話の中で度々「え?」と聞き返す妻を見て、年齢とともに聴力は落ちてくるし、このままだとお互いにストレスになるでは?と思いました。
それ以外にも、妻の車から「キュリキュリキュリ、、、」と結構な音がしていたのですが、妻にはそこまで大きな音だと気づかずに乗り続けていたこともありました。結局はエンジンのファンベルトが切れかかっていたみたいで、大事には至りませんでしたが、音が聞こえないっていうことは危険だと感じました。
だからこそ、妻には一度病院にかかることを勧めたのです。
補聴器を勧められた妻
耳鼻科を受診して、医師から補聴器を勧められた妻。
難聴は受診しても軽視されることが多いらしく、「もっと大変な人もいるんだから頑張りなさい」などと諭されるそうです。
しかし、自分の視力だと考えたら、ぼやける文字を頑張ってみようとすると凄く疲れるし、視界から入ってくる情報量も大きく減ってしまいます。
それと同じで耳だって鼻だって同じなんじゃないでしょうか。
目と同じで、コンタクトやメガネという補助器具があるだけマシなんじゃないかなとも思いましたし、妻には補聴器を前向きに考えたらいいと話しました。
補聴器は結構高額になる
補聴器は妻から聞いて知ったのですが、補聴器を調節する技師がいて、音がどんな風に聞こえるかや、聞きたいかなどを調節しながら、「聴く」ことにストレスを感じないようにしてくれるそうです。
そんな精密機器でもある補聴器は数万円から数十万円するものもあります。
妻が実際に購入した補聴器もちょうど10万円でした。
補聴器には寿命があって、妻の補聴器は5年だそうです。そう考えると、例え10万でも5年で割ってみると、僕が普段購入しているコンタクトより月額は安くつくことになります。
2018年度から医療費控除の対象に
妻が受診した病院では、補聴器を購入する前に1か月間のお試し期間を設けてくれました。
購入した補聴器も、1か月のお試しを経て、聞こえ方や普段の生活で馴染めるかどうかなどの検証をして、購入しました。
また、購入時に「2018年から医療費控除を受けることができる」としっかり説明してくださったので、2019年になって確定申告で控除の申請をしようと考えています。
それによって、所得税と住民税が安くなります。
ただし、医療費控除の申請時にはいくつかの事前手続きが必要となります。
①補聴器相談医で受診
耳鼻科の中でも「補聴器相談医」かどうかが重要らしく、妻はたまたまその相談医の耳鼻科を受診できたのでラッキーでした。
補聴器を作る場合は、診察後に「補聴器適合に関する診療情報提供書」を書いてもらう必要があり、それを補聴器販売店に持っていくことになります。
必須事項として、診療情報提供書にある「補聴器を必要とする主な場面」という項目の”医師等による診療や治療を受けるために直接必要”に、チェックを入れてもらいましょう。
②補聴器を選び、購入する
妻の受診した耳鼻科は、補聴器の調整する資格を持った人を後日呼んでくれたみたいで、耳鼻科を受診する際に補聴器の購入までできたみたいです。
補聴器を購入したら、「補聴器の領収書」を必ずもらいましょう。
③確定申告をする
無事に補聴器を購入できたら、医療費控除の申告をします。
この際、「診療情報提供書の写し」と「補聴器の領収書」を提出する必要なないそうですが、税務署に求められれば提出できるようにしておきましょう。
まとめ
妻は難聴以外に持病を抱えていて、そこから影響しているかもしれないと心配していましたが、その心配はなく小さいころから徐々に聴力が落ちているようです。
もちろん難聴じゃないほうがいいのですが、完璧な人間はいませんし、向き合っていくしか仕方ありませんので、その上で少しでもお金の面で負担が減るのは嬉しいことでした。
妻が言っていた「難聴は軽視されて、聞きづらいまま生活している人が結構多い」という人たちのために、もっと若い人でも補聴器を付けやすくて、購入しやすい価格や補助が広まればいいと思います。
妻が付けている補聴器は補聴器の中でもリーズナブルな価格だそうですが、見た目は耳についている感じはほとんどなく、髪の毛が長い女性ならほとんど目立ちません。
もし、あなたの家族で「難聴かな?」と感じたら、補聴器相談医の耳鼻科を勧めてあげてみてください。