我が家では毎月月末が終わった時点で、その日のレートを三井住友銀行のホームページより抽出し、それぞれの証券会社から、最終の金融資産がどれくらいの評価額になったのかを調べ、報告書に転記しています。
下記のイメージが実際に我が家で使っている報告書です。
※記載されている金額はイメージ
原本はエクセル2016の公式テンプレートの中から、資産管理っぽいフォーマットのものを探し、それを使いやすいように加工してるだけのものです。
一般的なエクセルの知識があれば、簡単に作れるものなので、ぜひチャレンジしてみてください。
表の解説をすると、一番上から「達成目標」ということで、仮に1億円とし、締めた月の最終資産額が目標資産に対してあとどれくらい足りないかが分かります。
それ以外は、今月や前月との比較、保有している金融商品の詳細を載せています。
この表で注目したいところ
この表の良いところは、現金以外をすべて載せ、米国・日本・外貨保険・iDeCoや妻の口座など、1世帯における現金以外の金融資産が一目でわかり、前月との比較のみが瞬間で読み取れることです。
例えば、資産の詳細で評価額の増減などを表に出してしまうと、「あ~〇〇株はマイナスなんだね~」と、表を見た妻がマイナス部分に反応してしまうと思ったからです。
もちろん、マイナス部分は嬉しいことではないのですが、そこだけを見てしまうと長期投資は続かないので、まずは「総合的に前月と比較してどうだったか」を見てもらえるように工夫しています。
また、棒グラフや円グラフを使うことで視覚的に資産が増えている、減っているが分かりやすいと思っています。
まずはコロナショックなどの影響下でも、「前月より金融資産を1円でも多くする」ことを意識し、もちろん下値で拾う努力はしますが、まずは総合的な資産が着実に毎月増えていくことに重点を置いています。
毎月ファイリングをして、数年後に振り返る
月1回のことなので、無理なく続けられますし、最低月1回は妻と我が家の資産の話ができるきっかけになります。
また、将来的にこの表が毎月溜まっていくわけですから、数年後に振り返ったときに資産の増減を見て、自分達がどう感じるかが楽しみですし、それを改めて公表できたら、そのときに初めて「自分たちのやり方ではこういう結果が得られますよ」とお伝えすることができます。
そのためには継続こそ力であり課題であるので、そこは夫婦関係を良好に保ちながら、しっかり資産情報の共有をしていきたいと思います。