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POSITIVE RULEBOOK

「純てどり年収」があなたの人生を創る

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妻に「それだけお金のこと考えている人周りに少なくない?」と聞かれ、

母には「あの子はどうしてお金、お金と躍起になってるの?」と心配されます。

 

本人はごく普通と捉えているし、むしろ周囲の「お金の価値観」には疑問を感じます。

 

僕は単純に将来をシミュレーションし、その結果を基に今できることを粛々と日々こなしているに過ぎないのです。

そんなごく普通のサラリーマンである僕の未来は、エクセル一つで予想することができます。

現時点での手取り月収を給与明細からエクセルに転記し、昨年の夏冬の賞与のてどり額も転記し、月収×12と賞与2回分を合わせれば、当たり前にてどり年収がだせます。

そのてどり年収をさらに「純てどり年収」へ置き換えます。

 

純てどり年収とは額面の給与から社会保険料や住民税が引かれたものがてどり月収として銀行に振り込まれますが、そこから家賃や食費などの生活に欠かせない費用(経費)を引いた「自由に使えるお金」をてどり年収と言います。

 

純てどり年収で考えると、例えば年収1000万円の人でも、家賃が高かったり、生活水準を上げすぎている場合もあるので、純てどり年収は年収300万円の人と変わらないこともあります。

 

純てどり年収があなたの人生を創る

自由に使えるお金が分かれば、あとはそのお金をどう使うかを考えればいいだけです。

例えば、てどり年収が400万円で、家賃などの生活に消費するお金が200万であり、純てどり年収は200万とします。その中で旅行にいったり、洋服を買ったり、お酒を飲んだりして、自分の人生をどう豊かに過ごすかを考えていきます。

10年後を想像

自由に使えるといっても、将来のお金はその純てどり年収から作られます。

自分がしたいことに消費もいいですが、純てどり年収からあなたはどれくらいの貯金ができますか?

仮に1年間で100万円の貯金ができれば、10年後には1000万円貯まりますが、その分、旅行や食事などに使えるお金は100万円しか残りません。あなたが22歳で社会人となり、もうすぐ30歳を迎えるとした場合、いくらの貯金ができましたか?

8年間の社会人生活で800万円以上のお金は口座にありますか?

 

答えがノーであれば、まずは純てどり年収を増やすために、家賃や食費、携帯電話代などを見直して「支出の最適化」をしていきましょう。年収を増やすよりかははるかに簡単です。

もし、貯金額が少ないと感じた場合は、それはあなたが10年後より先を具体的にシミュレーションできていないからでしょう。上の表のような簡単な表で自身の純てどり年収の計算表を作成してみましょう。

表で言えば、まったく余分なものにお金を使わなければ186万円の貯金ができます。(表は概算であり、自動車税などの年1回のみ掛かる費用等は含めていません)

 

あなたの現在の純てどりを把握し、現時点と全く同じ生活を10年間続けたら、あなたの貯金は一体いくら貯まるでしょうか。

 

その金額は10年後の年齢で考えると多いですか?少ないですか?

多ければそのままの生活を安心して続けていけますが、少なければ年収を上げるか支出を下げるかなどの行動を起こさなければ、あなたの未来は今より良くなることはないでしょう。

 

ぶっちゃけ、「えー絶対10年後にそれだけのお金貯まってないわー」と思いませんでしたか?

 

しっかり収入と支出を把握することで、何にお金を払いすぎていて、何を最適化できるのかが分かりやすくなるのももちろんですが、むしろ

 

「それだけ貯められるんだ!」

 

という気づきの方が大きいと思います。

 

20年後を想像

10年をシミュレーションできれば、次は20年後に設定してみましょう。

長くやればその分年をとるのは当たり前ですが、より自分の人生におけるポテンシャルがハッキリと分かります。

20年は長いですし、その間に結婚や出産、マイホーム購入などのイベントがあると思いますが、その場合でも純てどり年収を把握し、支出を最適化する作業は変わりません。

20年後のポテンシャルは現時点では考えられないほどの大きな財産となる力を持っていますし、単純な話、結婚などのイベントがあったとしても、相手の年収と自分の年収を合わせた金額と固定費用との差額が今の純てどり年収と近いか、またはそれ以上であれば20年後のポテンシャルも変わらないわけです。

 

シミュレーションができれば投資の必要性が分かりはじめる

自分のポテンシャルを測れたところで、そのあとは「自分で自分の核心に迫ってみる」ことです。

シミュレーション通りの人生や、またはそれ以下の人生になった場合、あなたはその時点で後悔はしませんか?

あと20年も働いて、節約してやっとこれだけか

20年の間に病気や事故で働けなくなったら?

結婚しても離婚したらどうしよう

もっと、若いうちにもお金を使って旅行とかしたい

など、自分の人生ですから、いろんな気持ちがわき出してくると思います。

 

では、お金だけの話で言えば、現金を貯金に回した20年後のパターンと、その現金を投資に回したパターンと比較してみましょう。

単純に貯金していくのと比べるとその額は無視できるレベルではありません。

そして、この結果はあなたのポテンシャルをベースにして生み出されたのものであり、つまり

ポテンシャル + 知識

によって、自分の未来予測がより豊かになったのです。

エクセル以外にも金融庁のホームページにあるシミュレーションで簡単に運用結果が見れます。

おすすめ資産運用シミュレーション

 

ぜひ、自分を知り、可能性を広げましょう

投資に限らず、+アルファの知識は掛け合わせるものによって、その可能性は無限大です。

 

これから先、あなたが何を吸収していくかによって、将来の自分に返ってくるはずです。

そのためには、まず自分のポテンシャルを知ることが大切であり、その作業は日々とは言いませんが、定期的に見直す機会をもつべきだと考えます。

 

時は有限です。

一度、エクセルでシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

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