こんにちは、ジョージ(@George3cube)です。
今回の海外旅行先は、台湾・第二の都市「高雄(カオション)」です。
2016年の3月19日(土)~3月21日(月)の3連休で旅行してきました。台湾の人気がウナギのぼりで、比較的田舎にあたる高雄もそのブームにあやかって、日本人がたくさん訪れているそうです。
初めて高雄に旅行しましたが、台北に比べても人当たりや食べ物も美味しく、本当に充実した旅になりました。間違いなくリピートします。
そんな素敵な高雄を惜しみなく紹介していきますので、楽しんでいってください。
それでは、行ってみましょう!
[toc]
台湾第二の都市「高雄(カオション)」に入国
メンバーは自分を含めた6人。
気温は初日こそ29℃台でしたが、2日目・3日目は25℃くらいでした。ただし、湿度は70%以上を常にキープしているので蒸し暑いです。
時差は1時間で
11時15分関空発で、到着が13:45の2時間半のフライト。
到着したら、まずは現地SIMカードを購入してから市内へ移動
空港から高雄市内の中心まで地下鉄が直結し、20分ほどで到着します。
高雄国際空港の出国ロビーを出て、左に進んで出口を出ると、このよく分からないオブジェと出会います。
オブジェを越えた、写真中央にエレベーターがあるので、それに乗って地下へ降りると地下鉄乗り場です。
切符売り場には親切な案内をしてくれるおばあちゃんがいました。
台湾の券売機。
画面にある路線図から、行きたい駅をタッチすると料金が表示されます。コイン専用と紙幣(100元のみ)も使える券売機の2種類があるので注意。
これが台湾の切符。トークンという名のICチップです。
改札から入る際は改札機にあるパネルにトークンをタッチし、改札を出る場合はトークンを改札機に入れると通れます。
[aside type="normal"]地下鉄メモ
地下鉄の料金は平均して、20~30元(レート3.5で計算)=70円~105円
1Dayパスと2Dayパスがあり、「服務(サービス)カウンター」で購入できます。価格は1Dayも2Dayも変わらず250元なので、毎回切符を買う必要がなくなるので便利です。[/aside]
お昼を少し過ぎたころに高雄に到着をし、そこから地下鉄でホテルの最寄駅になる「美麗島駅」へ向かいました。
世界で最も美しい駅のひとつに選ばれた、美麗島駅。世界最大級4500枚のステンドグラスを使用。
この駅を拠点に選んだことは正解だったと思う。観光へ向かう際も毎回この幻想的な空間を通っていくため、何度も楽しめました。
台湾の地下鉄車内。日本の地下鉄よりも広々としています。
ホテルは立地重視、夜市へのアクセスが抜群
ホテルは駅から徒歩5分ほどの場所にある「The Cloud Hotel」に宿泊をしました。
ホテルまでの裏道。表通りは「六合夜市」が毎夜開かれるので立地は抜群でした。
2013年にオープンしたホテル。
ツインルーム。
広くもなく、狭すぎることもなく。清潔感はあります。
トイレとシャワールーム。
アメニティはドライヤーとハブラシ、シャンプー・ボディソープは備わっていました。
この環境で2泊しましたが、その他にもTV・パソコン・Wi-Fiも付いており、旅の拠点としても申し分ありませんでした。
店名:雲端精緻旅館 (THE CLOUD HOTEL)
住所:800高雄市新興區民主路18號
さぁ、高雄を食べよう!
腹ごしらえのため、そこからすぐ近くにあるローカルな屋台へ向かいました。
道路に面した屋台でご飯を食べました。
一緒に行ったメンバーも無事に高雄に来れてホッと一息入れた瞬間でした。
台湾の麺所では、同じメニューでも「湯」と「乾」があり、好みによって選びましょう。
こちらが「乾」の麺です。主にトッピングとして、豚肉、鴨肉がありました。
これは単品の鴨肉。甘いタレが絶妙でおいしかった。
また、価格も平均1つあたり60元ほど。(210円くらい)
座席横に大きなメニューボードがあります。
[aside type="normal"]高雄でのふれあい①
オーダーは紙に数量を記入するオーダーシート方式でした。そのオーダーシートに鴨肉の単品を記入したはずだが、なかなか出てこない。たまらず店主にそのことを伝えようとしたが、店主は英語ができない。反対に自分達は中国語ができない。翻訳アプリなどでなんとか伝えようかと試みたが、なかなか伝わらなかった。しかし、店主の奥さんが状況を理解したようで、オーダーしたときのシートをもう一度確認してくれ、すぐに提供してくれた。「ごめんね~」というジェスチャーと、優しい笑顔で少し不安になった気持ちを和ませてくれた。[/aside]
次は「小龍包」を食します。
台湾で有名な小龍包が食べれるお店は「鼎泰豐(ティンタイホン)」だと思いますが、あえてローカルなお店に行ってみようということになりました。
写真左側の建物に沿って営んでいるお店。小さな小龍包屋です。
なぜ警備員の格好で調理しているのかは謎ですが、基本的には写真のあばあちゃんとおじいちゃんの二人でやっているお店のようです。
これがお待ちかねの小龍包。
よくテレビで見かける食べ方で、レンゲに乗せ→皮を破いて汁を先に吸う→その後にしょうがと醤油などを付け食す。
しかし、このお店の小龍包だけに限るかもしれませんが、その方法はおすすめしません。皮を破かずに、初めからしょうがと醤油をつけて、一気に口へ放り込んでください。そうすると全てが絡みあい、濃厚な汁としょうがのアクセント、醤油がコクを倍増させ、至福の時へと変わります。
おいしかった~。価格はせいろ1つで55元。
[aside type="normal"]高雄人とのふれあい②
この小龍包屋はテーブルが3~4席ほどしかなく、ボクたちが到着したころにはテーブル1つしか空いておらず、イスも足りていませんでした。しかし、おそらく店主だと思うおじいちゃんは優しい笑顔を浮かべて、しかも物凄い低姿勢でボクたちの人数に合わせて準備してくれました。日本では当たり前と思うかもしれませんが、この店は店主と奥さんの2人しか働いておらず、小龍包をタネから皮へ包む作業も二人でやりつつ、店の切り盛りもしていました。そんな中、イヤな顔せずテキパキと動いてくださり、少しの日本語もできる方だったので、また優しさに癒された瞬間でした。[/aside]
店名:永和小籠湯包
住所:台湾高雄市鹽埕區鹽埕街33號
交通手段:捷運塩埕埔站出入口2より徒歩1分以内
営業時間:11:00~21:00
ハイレベルな「カキ氷」に大満足
超級水果冰/フルーツカキ氷 100元
芒果牛奶冰/マンゴーカキ氷 120元
草苺牛奶冰/イチゴカキ氷 55元
マンゴーとイチゴは、今写真を見て想像している味の1.5倍くらいおいしいと思ってください(笑)
そして、フルーツカキ氷はきっと想像している味とは良い意味で違うと思います。すごくいろんな味がして、楽しいカキ氷です。
そして、高雄に来る前に読んだブログで紹介されていたカットトマト。
なぜトマトなんだろうと不思議だった。
味はみんな口をそろえて「トマト!」だった。なぜかというと、皮が少し青いのと、どうしても普通のトマトじゃないんだろうという先入観があったので、食べた瞬間知っている味で安心したのが本音です。
カットトマトには黒いタレが付いていて、味は甘く、黒蜜のようです。そこにしょうがをすったものが入っており、想像だけど甘いカキ氷を食べた後の口直しに最適なことがわかりました。しょうがとトマトのおかげで口がさっぱりするのです。価格は45元。
変な味はしないので一度お試しあれ。
店名:高雄婆婆冰 (旗艦店)
住所:高雄市鹽埕區七賢三路98之12號
小さなフェリーで渡る港町「旗津(チージン)」へ
高雄に着いてから、ずっと何か食べている気がする。少し散歩がてらに高雄から小さなフェリーに乗って港町「旗津(チージン)」へ向かいました。
フェリー乗り場に行くまでに何やら線路沿いを歩ける遊歩道がありました。今は列車は通っていないようで、街の人たちはジョギングしたり、犬の散歩をしたりと、ゆったりとした時間を過ごしていました。
近くにこんな開けた場所があればと羨ましくなりました。
のんびりとフェリー乗り場を目指して歩いていると次第に辺りは工場地帯に景色が変わっていきます。
そんな中、急に現れた「書店喫茶一二三亭(ヒフミテイ)」
時間の都合で中には入っていないですが、のんびりコーヒーでも飲みながら、くつろぎたいな~と思わせる外観でした。
フェリー乗り場に到着。
地元の人の足でもあるので、バイクに乗ったまま乗船する人もたくさん。
価格は片道25元。安いな~。
夜だとこんなムーディーな景色を眺めながら、およそ10分ほどのクルーズが楽しめます。
そりゃ黄昏ますよね~。
適度に黄昏ていると目的地の「旗津(チージン)」へ到着。降りたらすぐセブンイレブンがあるので、小さいお金(100元札)がない場合は、コンビニで水などを買ってくずしておくことをオススメします。
コンビニを正面に右手へ進むと夜市が見えてきます。
入り口のネオンと奥に見える賑わった露店が見えて気持ちを高ぶらせます。
少し中に入るとお寺のようなものが見えてきます。
台湾の寺院は独特な色使いが印象に残ります。
そこから進むと露店とたくさんの人。
こんな風に店先で新鮮な魚介類を並べ、お店で食べる場合はこの中から好きなものを選んで調理してもらいます。日本語で「蒸す」とか「焼く」とかは聞いてくれました。
お腹はいっぱいでしたが、せっかくなので何品か注文しました。
このエビはボイルしてあるだけで、醤油とにんにくにつけて食べるのですが、これがまた絶品なんです。新鮮さを感じました。価格は250元。
イカの炒め物。以外に薄味でイカの歯ごたえを楽しめるまとまったお味。
白魚のてんぷら。これも絶品。
白身魚なのであっさりしていて、塩コショウをつけて食べました。価格は100元。
他にも食べたかったですが、まだ先があるのでこのお店はこれくらいで出ました。でも、高雄を紹介するブログなどでもよく取り上げられるお店なので、ぜひ次回はたっぷり堪能したいと思いました。
店名:旗津海産店
住所:台湾高雄市旗津区廟前路35号
営業時間:10:30~21:30
[aside type="normal"]旅メモ
旗津(チージン)は夜市もあって、おいしい海鮮料理店もあって、気軽に行ける非常に楽しい場所ですが、実は昼間も楽しめるんです。旗津(チージン)には海水浴場があり、キレイな砂浜があるので、海が好きな人には良い場所だと思います。夜でも浜辺には入れるので、カップルで二人の静かな時間なんていうのもアリかもしれません。[/aside]
高雄で一番大きな夜市「六合夜市」を楽しむ
旗津(チージン)から高雄市内に戻り、次は六合夜一を目指します。目指すと言ってもホテルのすぐそばなので、帰り道に寄る感じです。
旗津(チージン)の夜市とはまた違って、さらに活気に溢れています。
高雄の夜市は台北とは違い海鮮の露店が豊富です。ただし値段は高め。
写真右の大きなシャコは2匹で700元(2,450円)
牡蠣のパイ包み50元。コショウがきつくて唇がヒリヒリします。
味はイマイチ。
イカ丸ごと。
さあ、お待ちかねのBIGサイズ牡蠣。
海外旅行先では必ず食べると決めています。当たるのか、当たらないのか。
まるでヒーローインタビューのよう。1個150元。
このサイズなら日本でも同じくらいの値段かな?味はおいしいと言うより、調理してくれたはずなんだけど、ほぼ生でしたよ(笑)
台湾といえば足つぼマッサージ
夜市でもいろいろ食べたので、満腹のお腹をさすりながら最後に足ツボマッサージをして帰ることになりました。六合夜市からすぐの「鄧老師養生館 (六合店)」へ。
口コミでも上位に入っているお店。
まくりあげれない服装の場合は、ステテコを貸してくれます。
着替えたらまずはジェットバスで足をほぐします。その間に肩・頭などをマッサージしてくれました。
次に本格的な足ツボマッサージに入ります。クリームを塗って、コリコリと。個人的にあまり痛く感じるところがないのですが、それがマッサージ師の意地に火を付けたのか、かなりの力でグリグリされました。(笑)
ジェットバス10分+足ツボ40分で650元でした。もっと300元くらいでしてくれる安い店もありますので、開拓していくのも楽しいかもですね。
店名:鄧老師養生館 (六合店)
住所:高雄市前金區自立二路99號
チェーン店なので、高雄市に9店舗あります。
詳しくはこちら
1日目のまとめ
到着したのはお昼の2時前。
そこから小龍包、かき氷、海鮮料理、マッサージなどなど盛りだくさんの内容でせわしないように思えますが、高雄のおすすめポイントとして「移動距離が短い」ところがうれしい。
空港から市内、市内から観光地まで、すべて地下鉄で10分〜20分くらいで移動ができます。もちろんどういうルートで回るかは考えた上で行動しましたが、それでもこれだけ市内に観光できる場所がまとまった都市は珍しいかもしれません。1日目でこの満足感は明日以降にも期待です。
合わせて読んでほしい記事