ライフスタイル

結局、あなたが節約を続けられない理由とは。

こんにちは、ジョージです。

 

僕はあんまり「節約」という言葉が好きではありません。

それと節約を頑張っている人って、大抵その「節約」という言葉を多用する人ほど、大した目的も持たずに行動をしているからです。要するに趣味みたいなものかなと。

というのも、何をするにしても「目的」というものがあって、それを達成するために人は試行錯誤をしながらゴールを目指します。

 

じゃあ、節約の目的は何ですか?

  • お金は大事だから
  • 貯金を増やすため
  • 旅行に行きたいから

こういう答えが大抵返ってきます。

 

「増やすことは考えないの?」

フツーにそう思います。

 

増やすことを目的とするのであれば、今の収入に対してどれくらいのお金が「増やすための何か」に使えるのかを把握し、1円でも多くそっちにお金を回すために節約をする。

 

そうしなければ、ずっと節約する状況は変わらないし、言い方を変えると

「結局は節約が好き(趣味)なんでしょ?」

ってなりますよね。

 

状況を打開する目的を持たずして、ただただ自分の「欲求」を満たすための目的に日々我慢をする。そういう人、本当に多いです。

 

コンビニでいくら使いますか?

サラリーマンの男性で、お小遣いの大半を占める使い道は「自販機でコーヒー」や「コンビニでの買い物」じゃないでしょうか?

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タバコ吸っている人は論外です。

コンビニって割高ですよね?コーラを買うにも500mlのペットボトルは158円(税込)くらいですが、スーパーに行くと、88円(税込)で購入できます。

コンビニは利便性を売りにして、価格を定価近くに設定をし、高い利益率を維持しています。そして、僕たちはまんまとその利便性の誘惑に負けて、コンビニに行けば平気で500円くらいの消費をしてしまいます。

 

節約の目的意識が重要です。

例えば、コーラをスーパーで箱買いして、会社で飲みたければ家で冷やして持っていけばいいじゃないですか。会社に水筒は持っていくでしょ?それだけで、24本あたり(1ケース)で1,680円の節約になります。

 

その1,680円をどう使うか。

 

節約している人の悪い点は、節約できた額を常に意識し、それがどう使えるのかまでを考えてないところです。もっと言えば、コンビニで使った500円を稼ぐために、サラリーマン以外で稼ごうと思うとどれくらい大変かも併せて考えるべきです。

やみくもに節約をするのではなく、その都度、もしくは月単位ででも、節約額と使い道を明確に把握することが大切です。

 

お小遣い制だからお金が貯まらない。

今の時代は、夫婦のお財布を別々にしている家計が多いようですね。

その反面、お小遣い制を採用している家庭も一定数あります。僕の会社ではお小遣い制が多いように感じます。

 

財布が別々か、お小遣い制か、どちらがお金が貯まるのか。

僕は、どちらでもなく、夫の給与もしくは夫婦両方の給与を全額家計に入れて管理をすることだと思っています。

理由は、特にお小遣い制だと、もらっている本人はそのお金を「自由に使えるお金」と当然思うし、家計と切り離して考えるので、つまらない消費に走りがちです。

 

何度もいいますが、何事にも「目的」は大切です。

 

夫婦にとっての目的とはなんでしょうか?

子供を立派に育てるとか、生活の水準を上げるとか、それにはマイホーム購入などの目的があるでしょう。

それを叶えるために節約をしていても、夫の微々たるお小遣いは、コンビニで割高なコーラや、1円パチンコで簡単に消費してしまってもいいのでしょうか?

 

「夫は家計の大黒柱でもあり、社長でもあるべきです。」

 

もし、自分の勤める会社の社長が、経理にすべてを任せ、会社の預金額すら把握してなかったらどうですか?急に運転資金が苦しいことに気づき、すぐに従業員の給与をカット、借りれるところからお金を借り、最後は首が締まって倒産。

 

同じようなことは家庭でも十分にあり得ます。

 

妻を信用していないわけではなく、ちゃんと家計のやりくりに参加した方がいいということです。そして、お小遣い制ではなく、例えば家計のキャッシュカードを複数枚作って、それを家計簿ソフトのマネーフォワードなどに紐づけしておけば、誰がいつ引き出したかがすぐに分かります。

提案

  1. キャッシュカードを2枚にする。
  2. 夫婦それぞれにカードを持ち生活をする。
  3. 夫が急な飲み会のため、ATMで1万円をおろす。
  4. すぐ夫婦宛に「〇月〇日〇時〇分に1万円が出金されました」とメールが届く。
  5. 翌日以降にでも飲み会の出費を家計簿につける。

これをすることによって、夫婦で家計を管理し、夫婦で節約を意識でき、より効率的なお金の使い方ができます。

 

こんなガチガチなの嫌だー

 

って思うかもしれませんが、その時点であなたは節約に目的を持っていない証拠ですよね。結局は抜け道を持つことで、夫婦がそれぞれに家計を無視したお金の使い方をしだすのです。

 

女子会ランチがあるけど、ランチで2,000円がかかる。

きっと、お小遣い制の家庭では、妻は夫に金額までは言わずにランチに出かけるでしょう。夫婦別の家庭なら、何も気にせず2,000円を使うんでしょうね。

お互いに自己の権利を守るために、つまらない出費を隠したりとか、責めたりとかするのではなくて、

今の家計状況を共有し、妻を2,000円のランチに行かせてやりたい、夫に友人とお酒でも飲んでリフレッシュしてきてほしい、そういう思いやりの気持ちを持って、どう節約し、どう使うかを2人で考えていく

やってみればどの夫婦でもできますよ。好きで結婚した夫婦であれば。

 

最後に30代のあなたへ

この記事は30代の男性や夫婦に向けて書いています。

気づいたら20代は過ぎていて、仕事も家庭も忙しくなり、余裕が持てない年代だと思います。年々体力も落ちていくし、一生懸命働けども子供の養育費やローンの支払いなどもあって、お小遣いは増えない。

せめてもの楽しみは自販機のコーヒーやコンビニでの買い食い。

でも、まだあと定年までは20年以上ありますし、その分いまからできることはたくさんあるので、まずは一番の理解者であるパートナーとの価値観を確認しあってください。

そのために勇気をもってお小遣い制をやめて、お金のことに真剣にぶつかってみてください。

目的がしっかり持てて、節約できたお金の使い道を明確に夫婦で意識できれば、節約はきっと楽しいものに変わるし、働く意欲にもなるはずです。

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