こんにちは、ジョージ(@George3cube)です。
4月に入ったということで、新しい人事の関係で引き続き、年度末から忙しい日々を過ごしている方も多いのでは?
そういう僕も毎日が目が回るような生活をおくっています。
最近、よく周りから「働きすぎじゃない?身体壊すよ。」と心配されます。
そんなとき、題名にもあるように「働きすぎ」を判断する基準ってどこにあるのかな?と疑問に思いました。
実はこの「働きすぎ」というキーワードはすごく重要で、記憶に新しいニュースでは「電通の女性社員が過労死」したものがありました。
自分ではまさか過労死するだなんて思ってなかったと思うんです。
その自分でも、他人でも、過労死のボーダーラインなんて見極められないわけで、なので今回は「こういう状況なら一度考え直した方がいい」というボーダーラインを僕なりに定めてみました。
それでは行ってみましょう。
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「働きすぎ」について考えてみる
世の中にはたくさんの仕事があって、日勤・夜勤で働く仕事や年間休日の日数も企業によってバラバラです。
もちろん法律で労働時間のボーダーラインを定めていますが、法律というのは「原則」という言い方をよく使います。
原則というのは、「絶対」ではなくてイレギュラーを認める隙間を残しています。
もっと曖昧な言い方をすれば「〜が好ましい」というような、企業・労働者の双方をできる限りカバーできるようにしてあるのが法律の考え方なんじゃないかな〜ってボクは思ってます。
では改めて、「働きすぎ」で陥る状態とはどういうものがあるのでしょうか。すぐに思い浮かんだのは「うつ病」「過労死」などです。
うつ病は自分ではなかなか気づけないものですし、過労死も冒頭に話した通り、自分でも他人からも「まさか死ぬなんて思わない」というのが実際のところです。
基準「世界情勢に関心がなくなったらイエローゾーン」
働きすぎのパターンからいうと、1日の労働時間が長いため、平日のプライベートタイムが減少します。
プライベートの時間が減ると、仕事以外への興味も減少します。
例えば、テレビのニュースで「アメリカがシリアにトマホークミサイルを撃ちこんだ」という報道を見て、ここは個人の興味がもともとあったかどうかにもよると思います。
では、「アメリカの攻撃により、市民が死傷。子供の犠牲者も多数あり」という報道に対しては、少なからず海外で起こっている出来事であっても何かしら考えさせられるはずです。
そのような人間として当たり前で、もっとも大切な気持ちでさえもスルーしてしまっているのであれば、あなたは間違いなく「働きすぎ」です。
世界情勢に対して、いろいろ考えるのはテレビのコメンテーターだけの役割ではないと思います。日本人として、同じ人間として、「間接的にでも自分に何かできることはないか」というレベルのことを考えるくらいの時間や精神的な余裕は持たなくてはいけません。
「そういえば、、、」と心当たりのあるかたはイエローカードです。
会社への不満ではなく、自分のことだから
労働時間が長いのは会社のせいだ!なんて考える人は、おそらくうつ病になったり、過労死につながったりする人かもしれません。
言うならば、他人へ自分の権利を預けて、ただ真っ暗な道をがむしゃらに走っているだけです。
いつどんな時でも、「自分はこうなりたい!」という軸をもっていないと、いつまでも「働きすぎ」からはぬけられません。
先の予定や夢を予約すること、自分で出口を設定することが大切だと考えています。長期的な休みがわかっている方は、旅行の予約をとっておくこと。
仕事以外で目標がある方は、そちら側の予定も予約しておくこと。どうしても仕事に追われていると、それ以外のことに関しては消極的になりがちです。
「仕事終わってないかもしれないし、予定はあけておこう」
こういう考えよりは、予定を埋めたほうがそれに合わせて人は動くものです。ここで重要なのは、自分にとって楽しいと感じること限定で予定をいれること。
間違っても仕事に仕事をかぶせるようなことはしないでください。
この先への投資をすることで、仮にこなせなかったとしても、初めから予定すらしていない状況よりはマシですし、もしこなせた場合は自信にかわります。
仕事に対する価値観を落とし込むこと
最後に、この記事をここまで読んでいただけた方は、仕事にたいして向き合う時間を少しでも持てた方だと思います。
せっかくの機会なので、自分が仕事に対してどういう距離感でいたいのかを明確にしておいてください。
「男は仕事してこそ輝くのだ!」
とか
「仕事は生きていくため、プライベートを充実させてこそ人生」
など、人それぞれ距離感はあると思います。
「働きすぎ」の基準にあげたように「人の死にすら興味をもたない」状態は人間らしさを明らかに失っていますし、あなたが思うような仕事との距離感でないことは明確です。
人生は楽しく、そしてあなたにとってかけがえのないものでなくてはなりません。
お互い頑張りましょう。
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