こんにちは、ジョージです。
「30代のサラリーマンって会社で暗い人多くないですか?」
僕が独身のころ、同僚たちが先に結婚して、子供を授かり、人生をリードしていきました。みんな幸せいっぱいなのかと思いきや、僕の目からはそうは見えなかったのです。
確かに、結婚して仕事への姿勢は変わったし、モノの考え方も変化はあったのだと思います。なのに、歩く姿はいつも下を向いていて、その目には「希望」という光がないように感じました。
ずっとその理由が気になっていて、
結婚したら、僕にも分かるかもしれないと思っていたのですが、結局今でも分からないままです。
このまま彼らは、「息抜きに喫煙所でたばこを吸い、順調に昇進を望むだけの日々」を過ごしていくのかと思うと、同年代として無償に悲しくなるのです。
「人生は一度きり」
いろんなものを犠牲にしていくことが美学とされてますが、僕は彼らが昔のように無邪気で、そして希望に満ちた顔で歩く姿が見たいのです。
僕なりに、なぜ30代のサラリーマンが暗くなってしまうのかを考察してみました。
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お小遣いが少ないのか。
サラリーマンのお小遣いは、20代~50代の平均は37,873円です。(2016年)
でも、自分より上の40代~50代が含まれているので、30代の平均はもっと下でしょう。住宅ローンとか、子供の養育費などが家計を圧迫するため、お小遣いの優先順位なんて最後の方ですよね。
僕がよく耳にするお小遣い額は1万~2万が多い気がします。
毎月2万円のお小遣いであなたはどう感じますか?少ないのか、それでも十分な額だと感じるのか。僕は2万円でも十分だと思ってますが、そう感じない人からすると気持ちが落ち込む原因になるかもしれません。
お小遣い制の家庭で多いのが、余剰金を持たない夫が多いこと。
多少の貯金も持たせてもらえず、毎月のお小遣いだけで過ごせと言われると、確かに男としての威厳や、モチベーションは持てないですよね。部下に奢ることもできず、買いたいモノも買えず、どんどん気持ちが貧しくなるのが分かります。
あなたはお小遣いを何に使っていますか?
妻との関係性に悩んでるのか。
やっぱり妻との関係性は重要です。
毎日会うし、妻との関係性が悪ければ、もう人生終わったようなもんです。
こればかりは、夫婦の数ごとに形があるので、正解はないのかもしれませんが、結婚して気づいたことがありました。
【関係性が悪くなる要因】
- お金のこと
- 会話・スキンシップ
- 家事への理解
- 酒癖
- 両親との関係
まだまだたくさんありますが、すぐに思いつくだけでも5つありました。
圧倒的な要因は「お金」に間違いないと思います。僕たち30代サラリーマンの年収は400~500万と言われていますが、そこに嫁の稼ぎも入ってやっと一人前が現状じゃないですか?
生活は苦しくはないものの、将来のこと、今の生活費のこと、どれをとっても「あ~不安なく毎日過ごせる~!」なんて誰も思えてないと思います。
その慢性的なお金のストレスが時に夫婦喧嘩を勃発させます。
そこから会話が減ったり、仲直りしてもしこりが残り、嫁は旦那への期待値を下げるし、旦那は嫁を煙たく思う。そんな状態だと、旦那は家事も積極的に参加しなくなるし、してたとしてもそれは「嫁の機嫌が悪くなるから」であって、改善策ではない。
そんな中、旦那は会社での飲み会があると、上司に注がれた酒を食らい、酔っ払い、家に帰る。そして、妻の不満が溜まり、最悪なケースとしては嫁が実家に帰ってしまう。
そんな夫婦の小さな歪を広げてしまうのが、旦那の両親との関係性。
正直、圧倒的に女性の方が相手の両親と絡むことを嫌うように感じます。旦那は自分の両親の前では、良き妻を演じてほしいものですが、夫婦間の小さな溝が影響して、思った通りに行かないことも多い。さらにお互い不満を溜める。
夫「でも、子供を育てていかないといけないし、仕方ないよな。我慢しよう。」
僕が同じ状況ならそう思ってしまうかな。
夢を捨ててしまったのか。
世の中には2種類の人間がいると思います。
- 夢を「消費」する人
- 夢を「生産」する人
人間にとって、一度でも夢を抱かない人はいないはず。
でも、その夢を抱くとき、人によっては「消費」か「生産」に分けられると気づきました。
【消費型】
高校時代にサッカー部で、インターハイという夢を目指してました。ただ、その夢が破れたあとは、特にこれといった夢も持てず、「あの頃が一番輝いていた」と過去を一番に思うタイプ。
【生産型】
夢は常に持っていて、一つの夢に執着はしない、もしくは変化させることができる。例えば、サッカー選手の本田圭祐は、サッカーで活躍するという夢を叶え、その後も「サッカーを通じて」とか、「サッカー選手としての経験を活かして」など、夢を糧に今を生きるタイプ。
人間すべてが「明確な夢」なんて持ってないと思います。しかも、後者は夢を叶えた人間を例に出しました。
でも、消費型と生産型で大きな違いは「どこに責任を置くか」だと思います。
消費型は、現状の不満を「他者のせい」にします。「子供がいるから仕方がない」とか「今の給料は世の中の平均だ」など、「自分は悪くない」というスタンスであることが多い。
生産型は、現状が良くても悪くても、「自分を軸におく」傾向にあるので、「自分だったら何ができるか」とか「それで自分は満足するのか?」など、常にマイナスをプラスに変える動きを考えます。
誰が悪くてもいいんです。でも、変えられるのは自分しかいない。
仕事が影響しているのか。
https://twitter.com/ihayatobot/status/1016883413196738560
とあるインフルエンサーが呟いてました。
数値を理由付けるソースはありませんが、もしこれが本当なら、僕は心の底から日本という国が嫌いです。自分の会社が50人規模なので、社内で仕事を楽しんでいる人間は3人って。(笑)
月に通勤も含めて250時間以上も会社に時間を消費し、その時間は「命」を削って働いています。大げさな話じゃなくて、毎日時間が過ぎる度に、寿命は縮まっているのです。
「気づいたら定年でした」
そんな人生は絶対にしたくないですよね。
まとめ
僕がいろいろ考えた結果は「彼には見えるもの以上の未来が描けない」ことが、彼の人生観を暗くしていると感じました。
別に人生はサラリーマンじゃなくてもいいし、何をしたって間違いじゃない。
親や上司は自分たちの歩んだ道が正しいように言いたがるし、日本はその意見を否定しづらい社会であるのも間違いないと思います。
「未来が描けない」とは「未来を描く道具を持っていない」ということ。
やりたいことも、人生の選択肢を増やすことも、考えること自体が身についていないのかもしれない。
人生は自分でしか決められない。せめて、下を向かず生きていける術を彼には見つけ出してほしいと心の底から願う。