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2泊3日で台湾旅行!台北夜市に観光に弾丸ツアー日記!

台北の有名観光スポット「九ふん」

2015年5月4日~5月6日のゴールデンウィークで台湾旅行に行ってきました。

台湾への旅行は今回が初めてで、目的こそあったものの、台北のイメージだけで言うと「小龍包(ショウロンポウ)」くらいしかすぐに出てきませんでした。

しかも、台湾行きを決めたのが出発の4日前。

急いでネットサーフィンを開始し、キーワードを搾り出していきました。「台北101」「九份」「夜市」などで、あとは先ほどもあげた小龍包や、カキ氷などなど意外に見どころあるんですね。

さて、果たしてどんな旅になるのか早速行ってみましょう!

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すべては台北駅から始まります

まずは、台湾桃園国際空港(とうえんこくさいくうこう)から台北市内へ向かいます。

ここは言葉が話せなくても問題なく移動できました。おさえるポイントはまず路線番号「1819」の台北市内へ向かうバスに乗ること。この番号がついたターミナル前でバスを待ちます。

価格は120台湾ドル(当時1台湾ドル=3.9円)で、移動時間は約50分ほどです。不安だったら、紙に「1819」と書いて、お金を渡すのでも大丈夫ですよ。

台北駅に到着!

ここからMRT(地下鉄)や国鉄などに乗れます。

まずしたいことは、「悠遊カード」を買うこと!

これは何かっていうと、日本でいう「Suica」「Icoca」のようなもので、地下鉄やバス、コンビニや飲食店でも使える電子マネー機能のついた切符です。

旅行中は必ずといっていいほど地下鉄を利用するので、ピッと改札へかざすだけなので便利というか必須です!

購入するときに結構悩むのでこちらを参考にしてください。

[blogcard url=”https://nomad-saving.com/8636/″]

無事にカードが買えたらいざ地下鉄へ。

地下鉄は乗り方も、車両の雰囲気も日本と同じです。新幹線なんかは日本が技術提供してると聞いたことがあるので、地下鉄もそうなのかもしれません。

ただ、表示は漢字と英語だけなので、ざくっと終点の駅を覚えましょう!というのは、どの方面に向かう電車なのかだけわかっていれば迷いません。

 

この旅行で使用した路線は赤い「淡水信義線」と青い「板南線」だけでした。

 

コンパクトで清潔なホテル

まずは、ホテルへチェックインに向かいます。

今回のホテルは、地下鉄「中山駅」から徒歩10分ほどのビジネスホテルです。

ホテル名:ジャスト スリープ リンセン Just Sleep(Lin Sen)
住所:台北市林森北路117号3階
最寄駅:中山駅
公式サイト:http://www.justsleep.com.tw/linsen/jp/intro

クチコミ通りコンパクトな室内で清潔にされており、セキュリティ面もエレベータにルームキー(カード)をかざないと動かない仕様。

また、受付には日本語が話せるスタッフがいて、そのレベルも会話には何も困らないレベルで安心です。

口コミでは部屋がせまいと悪い点であげてますが、広くても別にすることはないので、ほんとビジネスホテルだと思えばオシャレで快適だと思います。

 

台湾の雰囲気を感じるなら夜市へ

さて、ここからテンションをあげて、夜市へ向かいます!

目指すは台北最大級の夜市「士林夜市(しーりんよいち)」へ行ってみましょう!

再び地下鉄を使い、「劍潭駅」を目指します。淡水線(赤い線)の淡水方面へ!中山駅からだと10分もしないうちに到着します。

やっぱり台湾の地下鉄って改めて便利なんです!まず本数が断然多い!旅行中にホームで5分以上待つことはなかったんじゃないかな?

劍潭駅に着いたら、1番出口を出てください。

2番出口でもそこまで遠回りにはなりませんけど。もし2番出口で出てしまったら、2番出口の改札を出てすぐのところにはコンビニがあって、そこで台湾ビールを買うのもオススメです。

1本350ml 35台湾ドル(135円)

安いし飲みやすいですよ!350mlも500mlもあります。

ビールを片手にそこから反対側の1番出口のほうへ歩きます。そのまま真っ直ぐ歩いているとなにかギラギラした明かりが見えてきます。

士林夜市は立地でいうとVの字で、駅から向かって行くとそのVの字の交差する部分に当たります。左からでも右からでもいいのでお好きな方から楽しみましょう。ちなみに私は左から行きました。

夜市に入ってすぐ腸詰が売られていました。価格は300円ほどです。

味はジャンクフードな感じで、お肉の主張が強いです。

味付けもいろいろ選べて、コショー味・ワサビ味・レモン味・のり味だったかな?粉末をお好みで振りかけてくれます!

夜市に入って、一発目なのでビールのあてには最高です!

次はお好み焼きのような、いやイカ焼きに近い薄い生地の食べ物。

中身はキャベツとあとは大量の牡蠣です!台湾では小ぶりの牡蠣がいろんな料理に使われていて、牡蠣好きにはたまらない。

しかも、遠慮気味に使われているんじゃなくて、結構たくさん料理にはいっています。嫌いな人にはしんどいですね。(笑)もちろん素材的にイカ焼きなのでハズレではなくアタリです。ソースが少し甘くて好き嫌いは分かれるかもしれません。

アジアといえば麺!と勝手に決めてる私ですが、これは細かく切れたそうめんにかなりトロリとしたあんかけスープがかかっているもの。

ピリッと辛く、とてもおいしかったです。※パクチーが入っています。金額は50台湾ドルです。

夜市内はこんな感じです。活気があります。

所々にお寺などがあり、ローカル感も味わえます。

次はこれ!なんだこれ?笑

トッピングがいろいろあるらしく、一緒にいった仲間は必死でおばちゃんと戦ってました!

味は正直微妙です!なんていうか、マッシュポテトの上にあまーいソースがかかっていて、何口食べても「このソース合ってる?」と脳が受け入れてくれないのです。(笑)

他にも一青窈(ひととよう)さんがTV番組「アナザースカイ」で紹介していたすっごいでかい鳥のからあげも人気でした。アヒルの心臓とかマニアックなものも食べました。冒険は大事です!

夜市の中には、服屋さんとか携帯アクセサリーショップなどもあって、いろいろ楽しめるのが夜市なんだと感じました。

と、紹介してきた後にアレなんですが、

冒頭で士林夜市のアーケード画像を紹介しましたが、このアーケードを入ってすぐ左へ入ってみましょう。

そこには地下へ降りる階段があります。そこを勇気を振り絞って降りてください。少し怖い雰囲気ですが階段を降りていくと、急にまばゆい光が差し込む場所へ!

そう!地下にはたくさんの飲食店(フードコート)があるんです。クオリティも地上の出店に比べると高く、確かに観光客向けだといわれればそうですが、十分そこで堪能できるレベルでした。あまり散策が得意じゃない方にオススメします。

地下のフードコートで牡蠣麺食べました。ただ、台湾で食べる牡蠣は全てがジューシー。お腹が弱い人は注意です。

と、こんな感じで初日は夜市で台湾をひとつ吸収してやりました!

 

湯婆婆に会いに行こう!

台北観光で一番メジャーなスポットは「九份(きゅうふん)」ですよね。

この記事の表紙にもなっている場所で、ジブリ「千と千尋の物語」の舞台になったという有名な場所です。

いろいろ行きかたを調べてたんですが、どうやらバスがもっともポピュラーなようです。ツアーでもそうでなくてもバスに揺られながら1時間くらいかけて行くようです。でも、バスってしんどそう。

しかも、一緒にいった仲間は190センチ以上もある巨漢。

他の手段を探してみると、列車という方法もあるらしい。列車だったら快適に移動できる気がしたので調べてみると、台北駅から台湾鉄道(国鉄)に乗れば九份の近くまでは行けるらしい。

そこからはバスorタクシーになる模様。

初めての台湾だけど、王道がすべて正しい訳じゃないので冒険(列車)することを選択。

 

[aside type="normal"]電車の乗り方は下の参考記事をお読みください。

台湾旅行ガイド:http://taiwan.pa-gu.com/kankou/kyufun3.html

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切符は台北駅内の券売機で購入します。

目指す駅は「瑞芳駅(ルイファン)」なんですが、分かっていても買い方がイマイチわかりません。おどおどしているとおじさんが声をかけてきました。

「きゅうふん?」と聞いてくるので、ウンウンとうなずいていると、なんと切符を買う画面まで進めてくれて、この「発車時間でいいか?」など親切に聞いてくれるのです。

また台湾鉄道のホームは長く、その長いホームの中で番号が分けられているので、同じホームだからといって違う場所で待っていてもず~と乗れないままになります。

おじさんは「そこの階段を上がって、後ろ向いて80mくらい戻りなさい」と片言の英語で、ほんとに親切に教えてくれました。

台湾の人って本当に親切なんですよね〜。

いつも親切なおじさんがいるわけではないので、動画で購入の方法を紹介しています。

無事に九份行きの列車に乗ることができ、私たちは台湾で言う急行にあたる「莒光号」で向かいました。全席指定席なので絶対に座れるのは最高ですよね。

たしか、バスで九份に向かうと観光客で混み合っているとのことですが、電車はガラガラでした。社内も日本でいう特急のような長時間乗るための座席配置で、足置きなんかもありました。

車内の雰囲気はこんな感じ

電車は走り出し、窓の外をしっとり見つめながら景色が田舎へ移り変わっていく様子が時間を忘れさせてくれました。

瑞芳駅の構内

駅前ロータリー

思っていたより都会でした。どこか日本に似ているようで、似ていない雰囲気がたまりませんね。

ここからの移動はバスorタクシーとなります。写真左に写っている黄色い車がタクシーです。このタクシーが意外に便利で、九份まで一律180台湾ドル(700円くらい)で連れて行ってくれます。

道のりは10分くらいかな?

人数で料金を割れば大した金額ではないので、迷わずタクシーに乗り込みます。

なんとか九份に到着しました!

九份は坂の町。この写真のような路地がいくつもあって、所狭しとお店が並ぶ観光地になっています。台湾はお茶も有名で「凍頂烏龍茶」「高山茶」などがあり、いくつもお茶を扱っているお店はありました。試飲もさせてくれますし、日本人の口にもちゃんと合うので癒されてください。

台湾に来てよかったと思えるポイントの一つは「日本人と同じで控えめ」だったことです。ベトナムや中国などは、物を売ろう売ろうとしてきます。

しかし、台湾では試飲をして「他も見てからまたくるね」というと、「かまいません、いってらっしゃい」と受け入れてくれます。全てがそんな人ばかりではないでしょうが、台湾に滞在中に何度もそういった印象をもちました。

かなりビッグなエリンギです。

なんかおもしろいから買って食べたんですけど、ただのエリンギなんですよね〜。(苦笑)

気を取り直して、九份のメインは赤提灯の見える坂!そこにどうやら「湯婆婆(ユバーバ)」のお店があるとのこと。その路地を探していると発見!

おお~!

なんとも言えない、建物がおりなす芸術的な雰囲気です。

この屋敷はお茶屋さんになっており、しかも外観がキレイなので周囲には写真を撮る観光客でいっぱい!

いい雰囲気だな〜

年間のほとんどが雨模様らしいのですが、雨が似合う景観ですね。

湯婆婆の館でお茶を楽しめます。

席の横にヤカンが置いてあり、自分で好きなだけお茶を飲んで時間を過ごせます。

ちゃんと気を利かせて「バスの時間はありますか?」などツアー客への配慮もしているようです。あと、このお店の外観をポストカードにしたものを1枚ずついただけます。記念になりますよね。

他にも雰囲気のある飲食店や

台湾独特のカラフルなお寺

坂のマスコット的なワンちゃん

霧が立ち込め、幻想的な町並みでした。

これで台湾をもうひとつ吸収できましたね。

[aside type="warning"]帰りのタクシーやバスに注意
帰り道にひとつ注意点があります。九份は陽が落ちてからの景色が人気です。しかし、陽が落ちて景色を堪能したら、観光客は一気に帰路へと向かいます。
そうなると、行きで降りたバスターミナルやタクシー乗り場がものすごく混雑します。バスも中々乗れないし、タクシーも瑞芳駅まで一律料金なのに停まっているタクシーに乗車を求めると、「台北市内までだったらいいよ」とふっかけてきます。[/aside]

台湾人はみんな親切だと言ったことを撤回します。

でも、すべてのタクシーが台北市内までの乗客を捕まえられるわけじゃないので、「ルイファン」「ルイファン」と停まっているタクシーに片っ端から声をかけるとOKしてくれるタクシーが現れます。

たぶんそのほうがバスよりも早い気がしました。なので、必ず駅名の「ルイファン」とだけ言えるように覚えておきましょう。

 

疲れた身体を目覚めさせる火鍋

無事に台北市内へ戻れたので、今日の夕食は何にしようとメンバーに聞くと、「火鍋!」と答えるので、地下鉄で「南京東路」駅まで行き、そこから歩いて数分の「馬辣頂級麻辣鴛鴦火鍋」へ向かいました。

なんか、看板まではたどり着いたのですがお店がどこかわからないので前にいたおじさんに聞くと、「そこのエレベーターに乗れ」と言われました。どこかの企業のビルかと思ったら、そのビルのエレベーターで上がればお店がありました。

片方は鳥ガラのパイタンスープ、赤い方は辛いやつ。。。

辛い方は、しびれるというか痛いくらい辛かったので数口食べてあとはノータッチ。

でも、この店すごいんですよ!なんと牡蠣が食べ放題!ムール貝もあさりもなんです。貝が大好きな私はひたすら牡蠣をオーダーしましたが、蟹も美味しかったですし、鯛やスズキも食べ放題です。それに加えて、ソフトドリンク・アイス・そしてビールまでもが飲み放題!

すっごいボリュームとお得感がありました!日本にあったら絶対月1回は通いたいくらいに気に入りました。

注意点は多少英語が話せるか、お店の仕組みを理解していくかです。

日本でいう食べ放題は、はじめの料理はお店側が決めた盛り合わせを食べてから、その後から好きなものを頼んでいくスタイルです。このお店の場合は初めから好きに頼めます。なので机にあるオーダーシートに記入して、すぐ店員に渡してください。そうしないと時間が過ぎていくだけですので。

2日目もこれにて終了

 

台湾グルメの王様「小龍包」を食す

最終日の今日は何をしようかな。

午後4時のフライトなので、事前に空港までの高速バスの時間も調べておいて、さあいくぞ相棒!とメンバーをたたき起こして向かったのは「新光三越」です。

これは日本の三越ですね。

この三越は宿泊したホテルの最寄駅「中山駅」を降りてすぐにあります。台湾に来て思っていたのが、女性は日本人に似ている気がします。アジア人だからとかじゃなく、中国・韓国の人って結構見ればわかりますが、台湾の女性は見分けがつかずファッションも似てると思います。

三越の中に入ると理由がわかりました。売り方や、レイアウト、どっちかが真似したとかそういうんじゃなく違和感がありませんでした。同じ島国だし、似ている環境で過ごしていれば自然と似てくるものなのでしょうか。

さて、まだ台湾に来てから小龍包を食べていませんでした!

台湾で一番有名なお店「鼎泰豐(ディンタイフォン)」へ向かいました。どのグルメ誌においてもここは間違いないと称されているので、一度は味わっておかないといけません。行ってみるとやはりお店の前は列ができており、30分ほどで店内へ通されました。

まずは突き出しを4種類から選べます。

キクラゲの何かを選びました。

お待ちかねの小龍包です。

よくTVで見かけるようなレンゲに肉汁が溢れでる光景です。

なんだろう、甘いんですねすごく。お肉の脂と出汁がからんでとってもなめらかなスープ。このシンプルな小龍包と、そのほかにも蟹みそ入りの小龍包も食べました。どちらも美味しかった。

牛のテールスープの付け麺。

こっちも味はそこまで濃くなくて、でも肉の脂がスープにとけて甘みがある上品なお味。

チャーハンも食べて大満足でした。

台湾がグルメで有名なのは噂通りでした。
この三越にはもうひとつ有名店でタピオカミルクティー発祥と言われる「春水堂」さんも入っているのでお口直しにもどうぞ!

そそくさとお店を後にし、時間があまりないので「台北101」に向かいます。地下鉄で淡水線の象山方面へ乗れば迷うことなくたどり着きます。

「台北101はドバイのブルジュ・ハリファっていうビルができるまでは世界一だったそうです。」

間近で見ると大きさに圧倒されます。

隣の商業施設への入り口

入って左に進んでいくと階段横にスーツケースも入るコインロッカーがあります。ただし50台湾ドル硬貨専用なのでどこかで両替が必要です。

館内はもう日本と比べてっていうか、ここだけ見たら日本より栄えている気がします。

超一流ブランドが軒を並べます。

ハイブランドが向かい合う広場はハイセンスでした。

買い物が好きな人からしたらかなり楽しめる場所です。ハイブランドはほぼ揃っていて、ここは絶対女性と二人で来てはいけません。(笑)

洋服だけではなくて、フードコートも多国籍な料理がたくさん並んでいます。立地柄どれもクオリティが高そうで、それだけでも楽しめそうでした!

さて、滞在時間も限られているのでほんと見てきただけ!っという感じでしたが、台湾の最先端エリアが体験できたので楽しかったです。

展望台もあって、有料にはなりますが専用エレベーターで世界最速(ギネス認定)の速さで89階までひとっ飛びできます。興味があるかたは是非。

 

旅は余韻を残して帰路へ

まだまだ台湾を楽しみたい気持ちをこらえ、台北駅に向かいます。

行きでも乗った空港行きのリムジンバスに乗って、いざ空港へ。

今回の台北旅行は大きなトラブルもなく、安全に旅ができました。それは台湾という国の治安がよく、人も親切だったことが一番大きな理由です。日本から2時間半で行ける温暖なこの国は、美食と美観が詰まった素敵な場所でした。

最後にこの旅のフライトは下記のとおりです。

利用サイト:エイチアイエス

この旅行の往復チケットとホテル合わせて2泊3日で¥54,120でした。

 

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