こんにちは、ジョージです。
現在、僕は35歳の妻あり子なしです。
年齢的にも結婚をして3年目ということからも、「これからの人生設計」をよく考えます。
その中で、20代からできる着実に資産を増やすことができ、その結果「お金のために働かない生活」を手に入れる方法を、現在20代の人達に知ってもらいたいと思いました。
方法はすごく簡単ですが、それに取り組むには考え方・価値観を変える必要はあります。
簡単に言えば
- 若い時期は短く、それ以降が人生で最も長いことを知る
- 20代で結婚するメリットはダブルインカムで最大化する
- やりがいのある仕事とお金を無理やりくっつけない
すべては考え方・価値観を変えれば「結婚」や「仕事」に対しての向き合い方も変わります。
あなたにとって何が幸せなのか、今やるべきことは何なのか。
その答えに繋がるヒントになれば幸いです。
若い時期は短く、それ以降が人生で最も長いことを知る
当たり前の話をします。
僕たちは10代の大半を学生として過ごし、20代前半で多くの人が社会に出ます。30代に向けて社会人キャリアを積み、その中で結婚や出産を経験していく人もいるでしょう。
やがて、30代半ばに差し掛かり、その時「若年層」は終わります。
僕たちは生まれて物心がついて、無邪気に小学校で遊び、思春期の中学生活を終え、高校では部活・バイトを経験し、大学では様々なことを学び社会にでます。
この間、人生について真剣に考えている時間は早い人で中学生、僕なんかは高校卒業しても社会人になるのがイヤで現実逃避していました。
つまり、「若い期間は想像以上に短く、若年層から死ぬまではその何倍も長い」なのです。
平均寿命を80歳と仮定しても45年はあります。
ということは、若い時期に1日でも早く35歳以上の人生について考えておくことは、大切というよりもマストだと僕は思っています。
35歳までの人生って、簡単に想像できる範囲では
- 結婚
- 出産
- マイホーム購入
これがダントツに多いと思いますが、35歳以上ではどんなことが起こるのか
- 子供の高校受験
- 子供の大学受験
- 相続
- 両親の世話
- 病気へのリスク
- 子供の結婚
- マイホームの修繕
などなど、長い分タスクは増えますし、若いころのタスクより「関わる人が増える=年齢を追うごとに頼られる」ようになります。
簡単に考えただけでもこれだけ出てくるのですから、それなら若い時に設計をし、行動に移しておいた方が良いのはわかってもらえたでしょうか。
20代で結婚するメリットはダブルインカムで最大化する
さて、35歳からの人生でタスクが大きく増えるということは、要するにお金もかかるということです。
そして、お金の面だけで言うと、1人より2人の方が多く得られます。
あなたが独身だとして、そしてこれから30代を迎えるにあたり、お付き合いする相手の年収や貯金額を付き合っている時点で確認できますか?
というのも、結婚してからも財布を別にする家庭が案外多く、その場合よほどの大きなイベント(マイホーム購入など)がなければ、お互いの貯金額を明かさないでしょう。
関連動画【人生設計】「夫婦で財布は別」っていう家庭が多いけど、いつまでそうするのか?【夫婦でも他人】
つまり、乱暴な発想ですが、20代なんて社会人キャリアもまだまだで、貯金なんてなくて当たり前と割り切れますが、30代のそこそこにキャリアはあるけどお金が貯まっていない人なんてザラにいるのが現実です。
1つの価値観として
「20代でお金を貯めているレアな人を引き当てるより、20代は貯まってなくて当たり前と割り切った方が利口。30代になって全然貯金がない人と結婚する方が危険だ」
決して年収が高い=貯金を持ってると思わないこと。
何より危険なのが、人間はなかなか生活レベルを下げれない生き物なので、年収が高い人ほど生活レベルを上げすぎていて、手元にあまりお金が残っていないこともあります。
また、「自分くらいの年収があればすぐに貯金くらいできる」と皮算用する人はもっと危険です。
さて、20代で結婚をすると何がいいのか。
20代であっても、結婚相手が正社員で共働きの場合、つまりダブルインカム(2つの収入がある)だと、例えば冬のボーナスの時期、毎月の給与と賞与を2人合わせるとその月だけで100万円程度の手取り収入を得ることも可能です。
その収入を海外旅行や新車購入などの消費に充ててしまっては恩恵を無駄にしてしまいますが、毎年冬に90万、欲を言えば夏に30万程度の投資をしていけばどうなるでしょうか。
25歳で結婚した夫婦と仮定しましょう。(どちらも同い年)
年間120万円の積み立て投資を3%の金利で運用した場合です。
子供やマイホームのことを考えて、35歳(10年)で積み立てを一度やめると仮定しました。元本の積み立ては1200万になりますが、複利の効果で10年で1400万円を超えてきます。
積み立てをやめてもそのまま投資を続けていくだけで、毎年複利が積み重なり60歳を迎えたころには3000万円に届きます。
何より、マイホームを35歳で購入するとしたならば、その時点で毎年40万円以上の金利がつくので、ローン返済の支えになってくれますよね。
毎月半分程度を金利で埋め、しかも1000万円以上の資産がある状態が作れます。
現実に戻しますが、サラリーマンの平均年収は400万と言われ、400万円の年収で35歳時点で資産1000万円を持ったままマイホームを購入することは容易ではありません。
でも、夫婦ダブルインカムであれば意外と楽に達成できます。
月に夫婦手取りが35万円でもあれば生活はできますし、ボーナス分をすべて投資に回しても2人なら楽勝でしょう。
もちろん、節約・節税にはしっかり向き合ってこそですが
今「何のために結婚をするのか?」
と今聞かれれば、
「若い時期を過ぎて、これからくる長い人生をより豊かに過ごすため」
と答えるかもしれません。
愛も恋も大切ですし、仕事に没頭したい時期もあるでしょう。
でも、それと豊かで幸せな結婚・人生とは別な気もします。
これも1つの価値観としてとらえてみてください。
やりがいのある仕事とお金を無理やりくっつけない
20代は悩みもたくさんありますよね。
「本当にこの仕事でよいのだろうか」
「自分がやりたかったことはなんだろう」
など、人生の大きなテーマで思い悩む時期でもあります。
僕もそうでした。
でも、お金と仕事はあまりくっつけない方がいいでしょう。
先ほど話したとおりで、1人で生きていく必要はないんです。そして、お金を長期的に見ていくことも大切です。
極端な話、いつまで働けるかなんて誰もわからないのです。
生命保険に加入するとかそういう話ではなくて、
「1日でも早くお金の制約から抜けること」
が実は自分が悩む答えに一番近かったりします。
やりたいことは収入がなくてもやったらいいと思うんです。
あたりまえですが、生活のことを考えた上で、無給の仕事を選ぶ人なんてごく僅かでしょう。
「本当はこれがしたいのに、キャリアもなければ手取りも少ないしなぁ」
「この資格を取るためには専門学校に通わないといけないのか。生活に学費にとか、、、無理か。」
僕はそうでしたが、たくさんの夢や願望たちはお金の制約によって消えていきました。
だからこそ、今は1日でも早く制約をなくし、妻やこれから子供できれば子供の幸せを守りながらも、
「自分が学びたいものを学び、挑戦したいものに挑戦をする」
そんな人生を実現させたいと考えています。
そのために今は仕事をしているので、今はお金の優先順位で縛られた転職願望などはありませんし、人生がとても豊かになりました。
正直それまでは、
「こんな先の読めた人生いつまで続くんだろう」
「やりがい?それはイコール苦しいものなのか?」
「自分の能力の低さに落ち込む」
「若い時より、目先のワクワクより将来への不安が上回ってつらい」
などなど、毎日ではないにしろ、小さな壁にぶち当たる度に考えてました。
お金を稼ぐ方法はサラリーマンだけではないことを知ってください。
そして、無給でもやりたいことをやれる人生もいいんじゃないかと、そういう価値観もあることを知ってもらえたら嬉しいと思います。
まとめ
今回の話は自分の人生を振り返ってみて、「今だったらこうするのにな~」という内容でした。
25歳で結婚しようと決めて当然できる話ではないし、同じ価値観を共有できる相手と結婚できるかもわかりません。
ただ、現時点で同じ価値観を共有できる相手がいる方は、その相手を大切にし、そして自分の人生を長い目で考えてあげてください。
今そういった相手がいない方は、「自分の人生は自分が作るんだ!」という強い気持ちをもって、これから出会う人と人生についていろいろ語りあってみてください。
最後に、さっき紹介した60歳までの資産形成のグラフのデータを載せておきます。参考までに。